Question 1

自己融着テープとは何ですか？

mtr · Accepted Answer

自己融着テープとは、テープそれ自身とだけ融着し一体化する製品のことを指します。接着剤や粘着剤といった「糊」は一切使用していません。テープは引っ張って巻き付けることで優れた融着性を生み出します。その耐久性は温度・湿度の影響をほとんど受けず、経時変化もきわめて少ないことが特徴です。

Question 2

LLFA®テープが融着するまで、どれくらいの時間がかかりますか？

mtr · Accepted Answer

テープは瞬時に自己融着し、すぐにシリコーンゴムの耐圧層を形成します。そのため、巻きつけたあとに待機する必要は通常ありません。

Question 3

LLFA®テープとLLFA®スムースの保存期限はいつまでですか？

mtr · Accepted Answer

未開封であれば40年の保管が可能です。施工後は環境にもよりますが、20年にわたって効果を維持します。オイルに対する漏洩補修の場合は、数日程度と見てください。

Question 4

LLFA®テープはどのように保存すれば良いですか？

mtr · Accepted Answer

ゴミや埃が付着しないよう、封入されている内袋に入れてパッケージの中で保存してください。

Question 5

融着したテープは取り外すことができますか？

mtr · Accepted Answer

できます。LLFA®テープは接着剤を使用していないため、カッターなどで簡単に取り外せます。
絶縁部の内容を定期的に確認する必要があっても、容易に除去・再施工できます。
施工部とテープが溶融したり、施工部から剥がした跡に糊が残るようなこともありません。

Question 6

施工したLLFA®テープがほぐれてしまったり、ほどけてしまうことはありますか？

mtr · Accepted Answer

ありません。完全に融着したテープは、シリコーンゴムの耐圧層を形成します。そのため、ほぐれたり、テープがほどけてしまうことはありません。

Question 7

施工済みのLLFA®スムースの破片を集めて再利用することは可能ですか？

mtr · Accepted Answer

できません。施工不良の原因となるため、一度使ったスムースは再利用せず、新しくカットしたものをご利用ください。

Question 8

LLFA®テープにオモテ面・ウラ面はありますか？

mtr · Accepted Answer

白いラインが施されている面をオモテ面としています。なお、どちらの面を巻きつけても施工時の性能に大きな違いはありません。
ハーフラップをしないで施工部から白いラインを隠したい場合は、表裏を逆にしても問題ありません。

Question 9

LLFA®テープについている白いラインは何のためのものですか？

mtr · Accepted Answer

片面のみに施されている白いラインはハーフラップのための目印です。特に絶縁施工などで、テープを何周も巻く際のガイドラインとしています。

Question 10

ビニール製の黒いライナーは何のためのものですか？

mtr · Accepted Answer

製品に付いている黒いライナーは、保管時にテープおよびスムースが自己融着することを防ぐことを目的としています。LLFA®製品を使用する際には、必ずライナーを剥がしてください。

Question 11

LLFA®製品が持つ"耐コロナ性"について、教えてください。

mtr · Accepted Answer

絶縁物に限度以上の電位傾斜が加わると境界面にコロナ放電を起こすことが知られています。これに対する絶縁物の抵抗力を総合して、“耐コロナ性”と称します。
通常の有機質材料は、コロナ放電により急速に劣化して絶縁が破壊されますが、LLFA製品は強い耐コロナ性をもつため、高電圧用の絶縁材料として適しています。

Question 12

LLFA®製品が持つ"耐紫外線性"および"耐オゾン性"について、教えてください。

mtr · Accepted Answer

LLFA®テープは施工後20年以上の耐候性を有し、紫外線によって機能を損ないません。また、接着剤を使用していないため、陽光によって施工部内側がベタつくようなこともありません。

Question 13

LLFA®製品が持つ"自己消火性"について、教えてください。

mtr · Accepted Answer

LLFA®製品は、IEEE 383（原子力発電所用ケーブル等の型式試験）の燃焼性試験に適合しています。何らかの理由によってLLFA®製品に火が燃え移った場合でも、テープやスムースはすぐに炭化するため、そこから燃え広がることはありません。

Question 14

テープは1種類のみですか？

mtr · Accepted Answer

幅が25.4mmのLLFA®テープのみ、赤と黒の2色をラインナップとして取り揃えています。また、テープの横幅が約50.4mmとなった2インチ版も用意しています。

Question 15

大口径の配管にも使用できますか？

mtr · Accepted Answer

使用できます。サイズ制限は設けていませんが、漏れ箇所の形状、作業スペースによって施工難度が変わります。
なおLLFA®テープは、強く引っ張ったまま配管全周に巻き付け、確実に融着させてリーク箇所を塞がなければ、漏れを停止できません。内径150mm以上の配管に施工する際は、テープ幅は約50.4mmの2インチ版LLFA®テープをご使用ください。

Question 16

「LLFA40」と「LLFA®テープ」は違う商品ですか？

mtr · Accepted Answer

同じものです。「LLFA40」は発売当初の呼称であり、現在は「LLFA®テープ」として取り扱っています。製品としては同一のもので、性能に違いはありません。

Question 17

R1-5-8AJPとR1-5-8Aの製品の違いについて教えてください。

mtr · Accepted Answer

パッケージが異なるのみで、性能に違いはありません。「R1-5-8AJP」は日本語版、「R1-5-8-A」は英語版です。なお、現在販売しているLLFA®テープはすべて日本語版となっています。

Question 18

LLFA®製品はどこで生産されていますか？

mtr · Accepted Answer

LLFA®テープシリーズ（R1-5-8AJP、R1-5-8ABLJP、R1-5-8K40）はカナダで製造されており、LLFA®スムース（R1-5８C-SJP）はアメリカで製造されています。
どちらの製品も技術開発はGTGエンジニアリング（アメリカ）によるものであり、製造地域のみテープとスムースで異なります。

Question 19

LLFA®製品はどのような素材で出来ていますか？

mtr · Accepted Answer

LLFA®テープとLLFA®スムースは、どちらもシリコーンゴム製です。

漏水修理予防保全など	絶縁防水作業など	ガス漏洩修理耐用年数など	ビル/プラント設備保守など
製品の保存期間詳細な仕様など	施工環境の温度現場状況など	取り扱い店舗製品保証など	サンプルのご請求方法サイズなど

よくある質問

製品・性能